鉄骨外階段リフォーム工事

今回はお客様より外階段リフォーム工事のご依頼を頂きました。鉄骨の外階段です。昔はすべて鉄骨むき出しの階段がありましたが昨今ではコンクリートが打ってあったり何かしらの化粧が施されてますね。

施工前の写真です。手摺鉄部は錆が出てきており、階段ステップ部分も紫外線等の影響で劣化が見受けられました。今回、手摺鉄部は塗装、階段部分はノンスキッドで施工しました。

手摺り鉄骨階段の施工前の写真です。階段の裏側です。

初めにケレン作業をしていきます。

次に錆止めを塗布していきます。

このケレン作業で塗料の浮きや浮き出た錆を削り落としてから、錆止め塗装することが下地造りでは最も大切です。

錆止めを塗り終えたらフッ素塗料を1回目塗布します。

次に2回目フッ素塗料を塗布します。

この仕上げ塗装に使う塗料は、耐用年数に応じてシリコンや、フッ素、無機塗料などを使い分けます。今回はフッ素ですが、ここで肝心なのが必ず水性ではなく弱溶剤の塗料で塗装することです。

手摺塗装完了です。

この後ノンスキッドの貼り付け施工に入っていきます。

まず初めに清掃します。

プライマー塗布を終えたらノンスキッドシートを貼っていきます。

ここで下地のコンクリートと密着性を上げるためプライマー処理が必要となります。この処理があまいと後々ノンスキッドが浮いてきたり、はがれてきてしまいます。

ノンスキッド貼り終えたら端部にコーキングを打設していきます。

ノンスキッド工程完了です。

このような手順で鉄骨階段の塗装や改修を行います。ノンスキッドを張ることで見栄えが良くなることもありますが、滑り止め効果や防音効果も期待できます。また階段平面部より雨水の侵入が防げるため鉄骨事態の腐食の進行も軽減されます。
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